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パニック障害の1症例【25歳男性大阪府】



症例に関する季節のお花




25歳 男性 パニック障害の1症例をアップ致します。


2021年3月20日 初診


会社員Tさん

大学を卒業後、WEBデザイナーとして就職。週5日、朝10時〜21時まで勤務。

2〜3年が経過し大規模の仕事を任されるようになる。

徐々に仕事の責任が増え、プレッシャーに感じていた頃、通勤中の電車内で味わったこと無い不安感、動悸、手の震え、息苦しさが出現。

毎年春頃に不安感が増すことと、初診の1ヶ月頃前から毎晩、夜2時過ぎまでPC作業をしていて眠れていなかったことが、本人が思う一番の原因とのこと。

その後、週3日の短時間の勤務になる。


既往歴 中学3年と高校2年生の頃、(パニック発作経験あり)


その他問診内容 体表観察所見 省略





診断  肝鬱気滞 > 心血虚 


処置 左後渓 2番 15分 





以降、水曜と土曜の午後に週2回の治療を行う。



1〜5診目  後渓 

6〜10診目  百会や合谷 

11診目〜    左心兪




4診目以降から、夜の不安感が徐々に軽減し、深く眠れるようになる。

週3回の通勤で何度か出ていたパニック症状は、8診目以降、出ていない。

治療から2ヶ月が経過し、2週間に1回の治療で様子を見る。




初診から2ヶ月半

  

以降、週5日勤務に戻し症状は出ていない。








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