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東洋医学の哲学思想 その3


東洋医学の気血水

前回は中国医学の死生観と疾病感について書きました。→こちら

今回は、気についてです。



気とは何か?


甲骨文の「気」という字は、一番上の横線が天、一番下が地、中央が流動する気を示します。


後漢の許慎が記した「説文解字」によると、「気」とは雲気であり、気の上の部分と下の部分は、螺旋状に動く気の動きを示したものらしいです。


つまり、気とは雲または雲となる気体で、下方より上方に立ち昇る気体の流動を象ったもののようです。


一方、「氣」という字もあります。


この場合、米を食べて、バネのように活発になる、という意味で捉えられることが多いようです。

別説では、中の「米」は、+と✕。赤道と南北子午線の結合(上下左右あるいは東西南北)と前漢あるいは北東、南東、南西、北西を示しているというのもあります。


このように、「気」は雲と風を示すものであり、雨と風であり、風は気と同義に近いとされます。


風は気の異名であり、風は気の変化を知るのに最も体験しやすいものです。

また、風はすべての空間に存在し、風の方角は人々の生活に大きな影響を与えるものであるから、

とても重視されました。


気とは、天地を満たす大元、形あるものの大元、人の生の根源的なもの、心の大元だと捉えていたことが分かります。


このように、気とは、風のように見えはしませんが、運動変化し、何らかの作用を及ぼすものと定義できます。


この「目には見えない、形体に先立つもの」をこそ、東洋思想は重視します。

言い換えれば、より機能的な部分を最も重視するということです。


これが、現代科学・西洋医学と根本的に異なるところです。


続く




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