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八味地黄丸(はちみじおうがん)/漢方

  • 執筆者の写真: yuki kiyama
    yuki kiyama
  • 2023年4月18日
  • 読了時間: 2分

八味地黄丸


八味地黄丸という漢方

六味丸という漢方に、

補陽散寒の「附子」、「桂皮」を加えたものです。


おもに身体の陽気を補う漢方です。




「八味地黄丸」は、利水の効能の沢瀉、茯苓であるのに対し、「牛車腎気丸」は、さらに牛膝、車前子の配合となり、牛車腎気丸の方が利水効果は強いです。


脾胃気虚のために、消化不良、下痢傾向を呈したり、八味地黄丸や牛車腎気丸を服用すると、腹満、下痢などが生じる場合には、六君子湯、啓脾湯、真武湯を加えると良いと言われています。



【組成】

熟地黄

山薬

山茱萸

沢瀉

茯苓

牡丹皮

桂枝

炮附子


【効能】温補腎陽


【主治】腎陽虚

※陰虚と陽虚の症候が併存する状態で、腎の虚証に使用します。


【病機】腎の臓の陽気が虚哀し、身体を温めることができなくなって起こる状態。




不妊治療をする夫婦

【症状】

悪寒や手足が冷える

元気がない

腰や膝の痛み

流産しやすい

男性ではインポテンツ

女性では性欲欠乏や不妊

夜間尿


尿の回数や量が増え、無色透明な尿が出ます。

それも冷えると増加するのが特徴です。


性欲が低下し、男性では勃起力が弱くなり、

精液も水のように色が薄く粘稠度が低くなり、射精後に倦怠感や身体の冷えが増悪する傾向があります。


女性では月経が遅れたり、経血の色が薄くなったりします。陽虚の程度が強いほど、手足の冷えの程度と範囲が拡大します。

院内風景

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