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院長と子供

スタッフ紹介

当院で施術を担当するスタッフをご紹介します。  
専門的な知識と東洋医学への深い理解を持ち、患者さまの体調やお悩みに寄り添った対応を心がけています。

院長あいさつ

はじめまして。伝統鍼灸 渓風院 院長の木山祐輝と申します。私は17歳のときに東洋医学に出会いました。最初はスポーツトレーナーとして鍼治療を行うつもりでしたが、師匠との出会いをきっかけに、東洋医学という医療の奥深さに触れ、真剣に学び始めました。

 

しかし、熊本県内ではその知識を深める場が見つからず、関西で修行を積むこととなりました。その修行を通じて、難病や重症の患者さんが鍼灸治療によって改善していく姿を目の当たりにし、この伝統鍼灸を九州にも広めることが私の使命であると確信しております。

西洋医学では改善が難しい病気が、鍼灸治療によって良くなることがあります。鍼灸を通して、心が軽くなり、薬に頼る生活から抜け出すことができた方もいらっしゃいます。しかし、鍼灸で対応が難しいケースも存在します。多くの症例を通じて、東洋医学が現代医療の中でどのような役割を果たすべきか、そしてどのように広めていくべきかを深く理解しました。

残念ながら、現代では鍼灸が美容やリラクゼーションとして認知されている部分が多いのが現状です。しかし、鍼灸は中国の数千年にわたる歴史の中で多くの医師によって継承されてきた、尊い伝統医学です。この素晴らしい鍼灸を、患者さんはもちろんのこと、九州の若い鍼灸師や医師にも知っていただきたいと願っています。ぜひ、「渓風院」の技術をご体験ください。

院長の写真
木山 祐輝 /kiyama yuki
はり師免許証
きゅう師免許証
院長プロフィール
経歴

はり師きゅう師国家資格・鍼灸スポーツ学士取得

・大阪府柏原市 野本鍼灸整骨院 本院勤務

1日130人以上患者さんが来られる本院で鍼灸施術を担当

・奈良県学園前 藤本漢祥院 内弟子勤務

2016年PHP出版「名医ランキング」に掲載された「藤本蓮風先生」に師事する。 三年間、数々の難病治療に携わる。

・熊本市中央区水前寺に【伝統鍼灸 渓風院】を開院

北辰会方式を取り入れた伝統鍼灸を提供し、幅広い症状に対応している。

資格

はり師・きゅう師

鍼灸学士

資格
所属団体

一般社団法人 北辰会

北辰会の本
趣味・休日の過ごし方

鍼灸

釣り(アオリイカ・青物・チヌ・タイ)

院長の休日
鍼灸治療の特徴は?

当院では、「北辰会方式」に基づいた鍼灸治療を行っております。北辰会方式とは、現代中医学の基礎理論を軸に、日本の伝統的な古流派の鍼灸医術を融合させた独自の治療体系です。脈診・腹診・舌診などの体表観察所見から多面的に病態を把握し、不調の根本原因を探り、適切な経穴(ツボ)を選定して施術を行います。一般的な対症療法とは異なり、北辰会方式では「症状の背後にある本質的な問題」に着目し、患者さま一人ひとりの体質や体調の変化を考慮したオーダーメイドの治療を提供します。これにより、慢性的な痛みや自律神経の乱れ、消化器系の不調、婦人科疾患など、さまざまな症状に対して根本的な改善を目指します。

 

また、当院では「証(しょう)」と呼ばれる東洋医学的な診断概念をもとに、適切な治療方針を立てています。これは、単なる症状の緩和ではなく、身体全体のバランスを整えることで健康を根本から回復させることを目的としたものです。北辰会方式の鍼灸治療にご興味のある方、これまでの治療でなかなか改善が見られなかった方は、ぜひ一度当院へご相談ください。あなたの体質や症状に合わせた、最適な治療をご提案いたします。

なぜ鍼灸師を目指したのか?

私は医療従事者の多い家庭に生まれ、幼い頃から医療が身近にある環境で育ちました。なかでも、看護師であり整体師でもある叔父の影響は大きく、中学生の頃から人体の構造に関心を持ち、ツボやマッサージを学ぶようになりました。「人の身体に直接働きかけ、健康を支えること」の意義を実感し、当初はスポーツトレーナーと鍼灸師の両立を考えていました。しかし、大学1年のときに藤本蓮風先生と出会い、私の価値観は大きく変わりました。藤本先生の治療院には、単なる痛みの軽減を求める患者だけでなく、難病を抱える人々も多く訪れていました。それまで「鍼灸=筋肉のコリや痛みを和らげるもの」と認識していた私にとって、鍼灸が生命に関わる疾患にも効果を発揮するという事実は衝撃的でした。

 

さらに、大学在学中に高校時代の恩師が難病を患ったことを知り、「今、自分が本当に学ぶべきはこれだ」と確信しました。より深く東洋医学を探究するため、藤本先生の内弟子となり、臨床の最前線で研鑽を積みました。そこでは、単なる対症療法としての鍼灸ではなく、患者さん一人ひとりの体質や生活環境を踏まえた包括的な医療が求められることを学びました。重症患者さんと向き合う日々の中で、理論だけではなく実践の積み重ねこそが治療家の本質であることを痛感しました。現在は熊本で鍼灸院を営みつつ、地域の医療従事者との連携を模索しています。西洋医学と東洋医学が相互に補完し合うことで、より多くの患者に適切な医療を提供できると確信しています。これからも研鑽を重ね、鍼灸の可能性を広げることで、病に苦しむ人々の力になれるよう尽力していく所存です。

治療に対する想い 〜患者さんへの向き合い方〜

私の治療の基本方針は、「症状だけでなく、その根本原因に向き合うこと」です。痛みや不調は、単なる一時的な問題ではなく、生活習慣や体質、ストレスなど、さまざまな要因が関係しています。そのため、一人ひとりの状態を丁寧に把握し、根本から健康を取り戻せるような治療を心がけています。

 

東洋医学には、「気・血・水の巡りを整える」という考え方があります。これらのバランスが崩れると、体調不良や慢性的な症状が現れます。問診や脈診、舌診などを通じて、その人の体の状態を詳しく分析し、適切な施術で本来のバランスを取り戻すことを目指します。また、治療は患者さんとの信頼関係が何よりも大切です。

安心して治療を受けていただくために、分かりやすい説明を心がけ、一人ひとりの状態に合わせた最適な施術を提供します。小さな不調の段階からケアすることで、病気を未然に防ぐことも可能です。患者さんが「治療を受けてよかった」と実感できるような結果を出すことを第一に考えています。そのために、これからも知識と技術を磨き続け、最善の治療を提供していきます。

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Instagram

からだと心がほっとゆるむ東洋医学のある暮らし

日々の診療のこと、東洋医学の豆知識、院内の季節のしつらえなどをInstagramでゆるやかに発信しています。初めての方にも、渓風院の雰囲気や考え方を知っていただけるような内容を心がけています。ぜひお気軽にフォローしていただき、あなたの養生のヒントにしていただけたら嬉しいです。

木山祐輝のinstagramプロフィール
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院長のインスタ投稿画像1

2024年10月11日

普段の臨床での疲れを癒すために、海を眺めに行ってきました。

忙しい日々の中で、自然に触れる時間を意識的に作ることが大切だと感じます。体だけでなく、心もリセットするために、皆さんもたまには自然の景色に目を向けてみてください。深呼吸して、少しだけ自分を労わる時間を。

院長のインスタ投稿画像2

2023年7月11日

最近暑すぎて、夜はクーラーをつけて、寝てしまいがちです。
身体がだるいですね〜。その怠さは気の停滞や湿気が原因で起こることが多いので、この梅雨時期は要注意です。たまに患者さんの中で「甘いもの、お酒、脂っこいもの、生魚など辞めれないんです。」という方がいます。
全然辞めなくて結構です。
しかし、中庸という言葉があるように.......

院長のインスタ投稿画像3

2023年4月19日

薪割りをしました。
自然に触れることは、東洋医学的に非常に重要であり、ストレスを軽減し、気分を良くし、体の健康を維持することができます。
自然療法は、自然のエネルギーを利用して体の調和を取り戻すことを目的としており、漢方薬や鍼灸などの治療法が含まれます。
自然の中で過ごすことが、体と心の健康を促進することができます.......

院長のインスタ投稿画像4

2023年3月18日

春は陽気が徐々に温かくなり、自然界でも木気が活性化する季節です。東洋医学においても春は肝臓と胆のうの季節とされており、これらの臓器を養うことが重要とされます。以下は、東洋医学的な春の養生法の一例です。
1. 食事の工夫
春は新しい生命が芽吹く季節です。食材も豊富になり、春野菜や山菜、若鶏、豆腐などがおすすめです。.......

院長のインスタ投稿画像5

2023年3月2日

身土不二(しんどふに)という言葉
伝統的な考え方で、身体と土地は密接に関連しているという意味を表しています。人間が健康で幸せな生活を送るためには、自然とのつながりを大切にし、自然環境に適応する必要があるということです。食事も同じ。例えば、南国のような熱帯地域では果物が育ちます。その土地に住む人は、体が熱化しやすいため、果物で冷ましなさいと自然が作って.......

院長のインスタ投稿画像6

2023年2月28日

鍼灸医学の歴史【古代中国の名医たち】
古代中国の人々は、病を癒す技術を持つ医師のことを「工」や「医工」と呼んで称えました。そして、医術は、諸々の技術と同じように太古の聖王が始めたと考えていました。薬学 (本草)は神農が、医学 (鍼灸)は黄帝が創り上げたという説話が、中国医学の起源を飾っています。
扁鵲(へんじゃく)は、神農(しんのう).......

院内風景

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CLINICAL CASES

渓風院の鍼灸症例集

渓風院では、肩こりや腰痛といった一般的な症状だけでなく、自律神経の乱れや原因不明の体調不良、慢性的な症状など、多岐にわたるお悩みに対応しています。これまでの症例では、ストレスや生活習慣による不調、難病とされる疾患に対しても改善が見られたケースが多くあります。たとえば、長年続いためまいや頭痛に悩む方が、数回の治療で症状が軽減した例や、不妊治療を目的に来院され、自然妊娠に至った例もございます。

坐骨神経痛の高齢者

坐骨神経痛

初診日に車から降りる事ができず、電撃痛に襲われていました。いっとき安静にし、院内に入られ、椅子に座りながら行う問診でも、電撃痛が何度かあるような状態でした。しかし、たった3回の右足首のツボへの鍼治療で、電撃痛がなくなった症例でした。

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腰椎すべり症の痛み

腰椎すべり症

便座から立ち上がる際に腰臀部に疼痛と痺れが出現し、次第に大腿部まで痺れが広がったため来院。神奈川県への引っ越しを控え、1ヶ月半の治療を希望された。治療初期に大腿部の痺れが早期に改善し、終盤には腰痛の範囲も縮小した症例。

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副鼻腔炎で悩む男性

副鼻腔炎

子供の夜泣きによる寝不足や仕事でのプレッシャーによる精神的疲労が要因となり、副鼻腔炎を発症。鍼治療以降、発熱がなくなり、副鼻腔炎になる頻度も減り、症状がでても早期に治療することで、すぐに緩解するようになった症例。

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腹痛で悩む子供

腹痛・下痢

現代の若い学生に多い毎朝の腹痛下痢の症状。内科で桂枝加芍薬湯を処方してもらい、下痢は二日間消失するも、再発し腹痛下痢が続いている状況で来院されました。3回の体に溜まった緊張をほぐす治療で症状が完全消失した症例です。

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パーキンソン病の4大兆候

パーキンソン病

パーキンソン病と診断され、薬でなんとか生活を送られていたが、ある日突然、薬の効果が感じられなくなり、不安や震え、ふらつきが悪化。合唱や旅行を続けたいという思いはあるものの、思うように動かない体への不安を抱え、来院されました。

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動眼神経麻痺、複視の初診時

動眼神経麻痺

ある日突然、まぶたが開けづらくなり、ものが二重に見える――。
本症例は、動眼神経麻痺によって「眼瞼下垂」と「複視(物が二重に見える状態)」を発症した方に対し、鍼灸治療が奏功した貴重な事例です。

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