【病のメカニズムと鍼灸臨床】年末代表講演に参加してきました
- yuki kiyama

- 2025年12月16日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年12月19日

先日、東京衛生学園専門学校で開催された、北辰会の毎年恒例行事「年末代表講演」に参加してきました。
この講演は、私自身、毎年とても楽しみにしている行事の一つです。
今回聴講した講義は、以下の内容でした。
・関東部会 部長・尾崎先生
「病因病機学の歴史的変遷」
・副部長・竹下先生
先日、東京衛生学園専門学校で開催された、北辰会の毎年恒例行事「年末代表講演」に参加してきました。
この公演は、私自身、毎年とても楽しみにしている行事の一つです。
今回聴講した講義は、以下の内容でした。
・関東部会 部長・尾崎先生
→「病因病機学の歴史的変遷」
・副部長・竹下先生
→「鍼灸臨床と論理的思考」
・北辰会代表・藤本新風先生
→「鍼灸臨床にみる病の因縁果」
さらに最後には、代表によるアトピー性皮膚炎患者の公開臨床も行われ、非常に濃密な一日となりました。
「分かる」が増えると、臨床は一段深くなる
北辰会の学びを重ねていく中で、最近強く感じていることがあります。
それは、
北辰会の治療が「どういうものか」が、以前よりも立体的に見えるようになってきた
という感覚です。
以前は、代表の公開臨床を見ても
「すごい」「なるほど」で終わっていた部分が多かったのですが、
最近では、体表観察や問診の一つ一つに、どんな意図があるのかを自然とイメージできるようになってきました。
その結果、
「これは自分の臨床でも、こういう形で使えるな」
と、その場で応用のイメージが湧いてくるようになっています。
一本の鍼を“効かせきる”ために
北辰会の臨床は、決して派手ではありません。
しかし、一本の鍼を確実に効かせきるための、非常に緻密な積み重ねがあります。
病因病機をどう捉えるのか
なぜその所見を重視するのか
なぜそのタイミングで、その一本なのか
そういった基礎が積み上がって初めて、応用が生きてくる。
最近になって、ようやくそれを実感として理解できるようになってきました。
学べば学ぶほど、「近道はない」ということが、むしろ腑に落ちてきます。
個人的に印象深かった竹下先生の講義
今回、特に印象に残ったのは、副部長・竹下先生の講義でした。
内容はもちろんですが、
・スライドの構成
・話の組み立て方
・専門的な内容を噛み砕く説明力
どれを取っても非常に分かりやすく、「伝える」という点でも学びの多い講義でした。
臨床だけでなく、後進にどう伝えるかという姿勢そのものが、非常に勉強になります。
年末代表講演の学びを、臨床へ
年末代表講演は、単なる講義ではなく、
「また一年、臨床を深めていこう」と背筋を正してくれる場でもあります。
学んだことを頭の中で終わらせず、
一本一本の鍼、目の前の患者さんにどう反映させるか。
それを考え続けながら、来年も臨床に向き合っていきたいと思います。







