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【夏バテ・熱中症対策】東洋医学的に「夏を元気に乗り切る方法」

  • 執筆者の写真: yuki kiyama
    yuki kiyama
  • 7月31日
  • 読了時間: 3分


こんにちは、伝統鍼灸 渓風院です。

連日の猛暑で、体が重だるかったり、食欲が落ちている方も多いのではないでしょうか?

実はこの「夏の不調」、東洋医学ではちゃんとした理由があるんです。


今回は、夏バテや熱中症に悩む方に向けて、東洋医学的な視点から見る原因と対策、そして自宅でできるセルフケア方法をご紹介します。



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🔸 なぜ夏は体調を崩しやすいの?東洋医学の視点から


東洋医学では、自然界の影響を強く受けると考えます。

夏は「心(しん)」という臓腑が活発になり、「陽気」が盛んになる季節。


夏の特徴と体の反応


暑さ(陽熱)が強まる → 汗が出る → 気や津液(体液)が消耗する

冷房・冷たい飲食の影響 → 胃腸(脾胃)が弱る

睡眠不足・夜更かし → 心火が旺盛になりやすい


つまり、夏は気・水・心のバランスが崩れやすい時期なんです。



🔸 夏バテ・熱中症はどう起こる?東洋医学的なタイプ別解説



気虚型:だるさ・食欲不振・疲れやすい


・原因:汗のかきすぎや冷たいものの取りすぎで「気」が不足


・症状:全身倦怠、日中の眠気、息切れ、無気力など


陽盛型:ほてり・のぼせ・イライラ・不眠


・原因:強い日差しや夜更かしなどで「陽熱」が体にこもる


・症状:顔が赤い、寝つきが悪い、口が渇く、頭痛など


脾胃虚弱型:胃もたれ・下痢・食欲不振


・原因:冷たい飲食のとりすぎで「脾胃(消化機能)」が弱まる


・症状:お腹の張り、軟便、食後の眠気、味覚の低下など


あなたの症状はどのタイプに当てはまりそうですか?



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🔸 夏を元気に乗り切るための“東洋医学的”対策


1. 胃腸(脾)を冷やさない!

・冷たい飲食はほどほどに

・朝は温かい味噌汁・白湯がおすすめ

・甘い物・脂っこい物は控えめに


2. 汗をかいたら「補気・補陰」

・補気:かぼちゃ、うなぎ、鶏肉、もち米 など

・補陰:豆腐、トマト、きゅうり、スイカ、梨、白きくらげ など


3. “心”を労わる夜の過ごし方

・夜ふかしNG。23時までに就寝がベスト

・寝る前のスマホ・カフェインは控えて

・お風呂でしっかり「副交感神経モード」に


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🔸 こんなときは鍼灸がおすすめ!

・夏バテで回復が遅い

・食欲が戻らない

・夜眠れず日中つらい

・毎年、夏に同じ症状が出る


夏は「未病」が悪化しやすい季節。

鍼灸は自律神経を整え、胃腸を温め、気血の流れを改善することで、体の内側からバテにくい体へと導きます。



🔸 まとめ


夏の不調には、冷房・冷飲食・睡眠不足・発汗など、東洋医学的に見れば「理由」があります。

大切なのは、季節に応じた“暮らし方”と“体のケア”


ぜひ、この記事を参考に、今年の夏を元気に過ごしていただければと思います。


また、慢性的な夏バテや不眠、自律神経の乱れなどがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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