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鍼灸学術団体 北辰会の学術・実技試験に合格し、准講師となりました

  • 2 日前
  • 読了時間: 2分
鍼灸学術団体 北辰会の准講師 木山祐輝

このたび、一般社団法人 北辰会における学術試験および実技試験に合格し、准講師に昇格いたしました。


まずは、この点についてご報告させていただきます。




北辰会の試験は、いわゆる「技術ができるかどうか」を見るものではありません。

学術試験では、まず基礎的な中医学(東洋医学)の問題があり、さらに、ある患者さんの症状や問診情報から、どのような病態であるか、どのような性質であるか、どの治療を最優先させるかといった応用問題まで出題されます。


そこで合格した方のみが、次の実技試験へと進むことができます。


こうした、理論・臨床・身体観察の一体性が、かなり厳しく問われます。

北辰会は、鍼灸の学術団体の中でも、「理屈も臨床も、どちらも逃がしてくれない会」だと思います。



正直に言えば、もう少し曖昧にしてもバレないのでは……と思ったこともありましたが、そうはいかないのが北辰会でした。

ただ、その厳しさがあるからこそ、自分の臨床の甘さや、思考の癖がはっきりと浮き彫りになります。


今回の試験は、自分の臨床を改めて見直す、非常に良い機会でした。

同時に、まだまだ理解の浅い部分や、見落としている身体の変化が多くあることも痛感しました。


一方で、これまで渓風院で積み重ねてきた臨床の方向性そのものは、大きくは間違っていなかった、という確認にもなりました。



できている点と、足りない点。

その両方を突きつけられた、貴重な経験だったと思います。



准講師に昇格したからといって、

治療内容が急に変わるわけではありません。



しかし、身体の状態をより正確に捉えること、必要以上の刺激を与えない判断、安全で、再現性のある治療を積み重ねること。


こうした点は、確実に日々の臨床に反映されていきます。

強く効かせることよりも、身体の反応を丁寧に読み取ることを重視する姿勢は、今後さらに磨かれていくはずです。


今回の昇格は、到達点というよりも、新たなスタート地点だと考えています。

これからも北辰会での学びを通して研鑽を続け、渓風院として、地に足のついた誠実な臨床を積み重ねていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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