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不眠(眠れない)の東洋医学解説



眠れない男性

東洋医学的な不眠とは?(別名 不寝、失眠)



【概念】

不眠とは、つねに睡眠が不足することを言い、寝付きが悪い・すぐに目が覚めてなかなか寝付けない・甚だしければ夜通し眠れないなどの症状も含めます。

東洋医学の古い書籍【黄帝内経】には「目不瞑(もくふめい)」「不得眠」「不眠臥」と書いてあり、【難経】という書籍には「不寝」とあります。



これら古典は中国の2000年前の書物なので、昔の人達も眠れなかったんですね。笑



《注意!》

異常な暑さや寒さ・不適当な寝具、睡眠前の興奮性の飲食摂取・精神的刺激や考え事などで、たまに睡眠が不足する場合は病態ではありません。

また、眠る時間はとれるのに作業をしていて睡眠時間が少ない・疼痛・咳・痒みなどで眠れないというのも本項に入れないものとします。



まずは、あなたの自覚症状がどれにあてはまるのか?見てみましょう。



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◆東洋医学的【不眠】


1 心陰虚(しんいんきょ)の不眠

なかなか寝付けない・動悸・焦燥感・多夢・健忘・潮熱・寝汗・手のひらや足の裏のほてり・舌が紅色で乾燥している・脈が細くて速い。


2 心腎不交(しんじんふこう)の不眠

寝付きが悪い・酷い時は夜通し眠れない・頭のふらつき・耳鳴り・潮熱・寝汗・五心煩熱・健忘・腰や膝がだるく無力・舌が紅色で苔が少ない・脈が細くて速い


3 心脾両虚(しんぴりょうきょ)の不眠

眠りが浅く、よく夢を見る・よく目が覚める・顔色に艶がない・倦怠感・息切れ・物を言うのがおっくう・動悸・ドロのような便が出やすい・舌の色が淡く、苔が薄い・脈は細くて弱い


4 胆気虚(たんききょ)の不眠

恐ろしくて一人で眠れない・寝ていても驚きやすい・人に捕まるような気がする

びくびくする・頭のふらつき・よくため息をつく・苦い水を嘔吐する・舌は腫れぼったくで色は淡い・脈は細くて弱く、緩い


5 肝胆うつ熱(かんたんうつねつ)の不眠

眠りが浅く夢を見やすい・よく目が覚める・イライラしやすい(怒りっぽい)・胸や脇が張って苦しい・ため息が多い・口が苦い・目の充血がある・尿が濃く少ない 舌が紅色で苔が黄色・脈は弦のように張り、速い


6 痰熱擾心(たんねつじょうしん)の不眠

眠りが浅く夢を見やすい・よく目が覚め・不安感・胸が苦しい・痰が多く出る・気持ち悪い・口が苦い・口が粘る・舌の色が紅色で苔が黄色で油のような感じ・脈が滑らかで速い


7 心火(しんか)の不眠

胸の中で熱感を感じる・動悸・顔が真っ赤・口が苦い・口内炎ができやすい・尿の色が濃くて量が少ない・排尿時に痛みが出る・舌の先が赤く、脈が早く力が強い


8 余熱擾膈(よねつじょうかく)の不眠

じっとしていられない・寝付きが悪い・焦燥感・胸が張って苦しい・胸やけ・舌の色が赤く、苔が薄く黄色い・脈が細くて速い



簡単に分けると、不眠という症状だけでも8個もあります。。

これは、あくまでも簡単な分類になりますので、診断名が《心火》とか《胆気虚》に絶対なるとは限りません。


東洋医学的な分類を知ったところで、「どう治療するの?」っていう話ですが



まず、皆さんも五臓六腑(ごぞうろっぷ)という言葉を一般の人でも聞いた事はあると思います。

この五臓六腑というのは、


五臓 →  肝・心・脾・肺・腎 

六腑 →  胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦


いわゆる西洋医学でいう臓器のようなものです。


東洋医学では人の体を診察して、この五臓六腑のどこに病の原因があるのかを見ています。


例えば、不眠の7番《心火》に該当した人の場合

心の臓に火がついて、燃えているような状況です。


こういった人の身体を観察すると

舌(ベロ)の先端が赤く、ブツブツができていたり〜

お腹の心下部が硬かったり〜または熱感をもっていたり〜発汗していたり〜


背中を見ると、心兪(心の臓のツボ)にゴリゴリの硬いものがあったり、

またはその部分だけ吹き出物ができたり〜など


身体の内側(臓腑)が病むと、身体の外側(皮膚とか表面のツボ)に反応として出てきます。


鍼灸師や漢方家は、患者さんの身体のどこに異常があるかを知り、外側からの治療(鍼灸)、内側からの治療(漢方)をすることで、その症状を治していきます。





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